会員向けに、Googleスプレッドシートのテンプレート「財務諸表_事業」をリリースしました。
ochiboではこれまで、仕訳帳を入力するだけで財務諸表(損益計算書、活動計算書、貸借対照表、財産目録、事業別損益計算書)を作成できるテンプレート「財務諸表」を提供してきました。今回新たに公開した「財務諸表_事業」は、「財務諸表」と組み合わせて使用することで、事業単位の財務管理をより効率化するためのテンプレートです。
組織が複数の事業を推進するようになると、組織全体の会計だけでなく、各事業ごとの会計状況を詳細に把握する必要が生じます。たとえば、補助金や助成金を活用した際の報告や、特定事業に関わるプロジェクトメンバーへの説明など、細やかな財務管理はプロジェクト運営にとって重要です。しかし、全体の会計と事業ごとの会計を別々に処理していると、作業負担が増すだけでなく、入力ミスの原因にもなります。そのため、会計データを一元管理しつつ、必要な単位で可視化できる仕組みが求められます。
「財務諸表_事業」を活用すれば、従来の仕訳入力を続けながら、会計年度の途中でも事業単位の財務諸表を作成・共有できます。また、「組織の会計」-「組織が推進する事業Aの会計」-「事業Aの中のA-1分野の会計、A-2分野の会計」…といった階層構造を設定することも可能です。これにより、「特定の事業の一部で補助金を活用している」といった複雑な状況にも柔軟に対応できます。
会計業務の負担を軽減し、団体がより重要なミッションに集中できることを期待しています。