全国草原再生ネットワーク

団体名  一般社団法人 全国草原再生ネットワーク
代表者  髙橋佳孝
構成員 執行部:8名、その他:37名
事業提案者 白川勝信(ochibo 正会員)

団体の活動目的

草原は、火入れや放牧、採草という数百年以上にわたる農畜産業の営みによって育まれてきた貴重な自然遺産です。同時に、各地に残る草原は、日本のふるさとの原風景として、次世代に引き継ぐべき大切な文化遺産でもあります。
また、草原の優れた眺望は国立・国定公園の指定要件にもなるなど、地域の重要な観光資源としての役割も果たしています。さらに、絶滅が危惧される草原性の動植物にとって、草原は国内に残された希少な生息の場となっています。
しかし、高度経済成長期以降、放牧や採草といった草原利用の衰退に伴い、農用地開発や植林への土地利用変化が進み、現在では伐採跡地や野草地を含めても、草原は国土の1%以下にまで減少しています。
全国草原再生ネットワークは、日本各地に残る貴重な草原を守り、次世代に引き継いでいくことを目指して活動しています。全国各地の草原保全に関わる団体や個人をつなぎ、情報やノウハウを共有しながら、草原の価値を広く発信し、保全活動を支援しています。

全国草原再生ネットワーク 5つのミッション

  • 草原の価値の再評価と普及啓発
  • 草原保全・再生活動の全国的なネットワーク構築
  • 地域における草原保全活動の支援
  • 草原に関する調査研究と情報発信
  • 持続可能な草原活用モデルの構築

団体の活動内容

私たちは「草原の価値を守り、次世代に伝える」という理念のもと、以下の活動を展開しています。

  1. ネットワークの構築
    • 全国の草原保全団体・個人をつなぐプラットフォームの運営
    • 定期的な情報交換会の開催
    • メーリングリストによる情報共有
  2. 調査研究活動
    • 草原の実態調査の実施
    • 保全手法の研究と実践
    • 草原データベースの構築と運用
  3. 情報発信
    • ニュースレターの定期発行(年4回)
    • ウェブサイトでの情報提供
    • 全国草原シンポジウム・サミットの開催支援
  4. 保全活動支援
    • 技術的なアドバイスの提供
    • 保全活動のための情報提供
    • 人材育成プログラムの実施
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